エスペランサ・スポルディングの新しいアルバムをタワーレコードで予約してコンビニ支払い受け取りにしていたのに、あろうことか入荷メールを見落とし、返品になってしまう大失態。一応、受け取り先であったコンビニに電話して(忙しいときにすみません)謝りました。ご面倒をおかけした「だけ」で金銭的な被害とかは店舗側にはなかったようなのですけど、それにしてもね。ああ、疲れてます。

エスペランサ好きなんですよ。ついCDを買ってしまう、いまとなっては数少ないアーティストの一人。数年前には演奏を聴きに行ったこともあります。5月にまた来日するんですけどね、平日夜にお台場のライブハウスだからちょっと。誰かに子供を見てもらうにしても、まだ小さいですし。

(自分にとって時間的な負担が少なそうなSOI東京公演でさえも少し迷ったとはいえ、あきらめました。その時期は真央ちゃんや小塚君ではなく、きっと子供に拍手していることでしょう。)

話がそれましたが、そんなこんなで結局、忘れてたくせして思い出したらすぐさま聴きたくなったものですから、結局Amazon.co.jpで自宅宛直送で注文し直して手に入れたわけです。でも、今回のアルバムEmily’s D+Evolution、プロデューサーがトニー・ヴィスコンティなんですね。一曲目のこの曲かけた瞬間にいかにもでふいてしまいました。

エスペランサのアルバムは出すたびに曲調が違うんです。でもフレージングというのかな、それはいずれもいかにものエスペランサ節というものがあって今回もそれは健在。

たとえばChamber Music Societyのときは、こんな感じでした。

レターマンが紹介しているように、このアルバムを出した頃に、グラミー賞の新人賞にノミネートされていたんですよね。で、ジャスティン・ビーバーを蹴落として受賞してしまうというまさかの珍事が起こりました。アメリカ人全然エスペランサ知らないんだもの。ビーバーのファンは発狂するし。ありゃ誰だと。日本の方が知名度あったかもしれません。でもさ、グラミー賞って音楽関係者が投票権あるんだから、そりゃ、業界の人に選ばせたらダントツにエスペランサになるもんね、って思いましたよ。

ドラムはテリ・リン・キャリントンです。かっこいいですね。

でも、エスペランサはChamber Music Societyの前にすでにEsperanzaというメジャーデビューアルバムを出しています。いちおうテレビに出てプロモーションなんかしてるんですけどね。でも、日本で売れたのではないでしょうか。

とはいえ、これどう考えても「普通に売れる」って感じの演奏じゃないですよね。それに見た目も全然垢抜けてないし。

要するに、技術が高けりゃ評価される世界でもないんですよ、芸能界って。そういうこと考えると、フィギュアスケートってスポーツというより芸能に近いのかもしれません(やけくそ)。

一番売れたのはやっぱり前作のRadio Music Societyなのでしょうか。グラミー賞も受賞し、知名度も上がったせいか、このアルバムでは気合い入れてストーリー性のあるPV作ってます。

 

曲としてはこっちのほうが好きかな。↓

このアルバムが出たとき、マーケティング的にもこれを上回るのを作るのは結構難しいかもって思いました。実際、今回の新作まで4年も空いてしまいましたし。(といっても、ジャズミュージシャンですから、ほかのアーティストからお声がかかって、バンドメンバーとして忙しく活動していました。実際、私もエスペランサの演奏を生で聴いたのは、テリ・リン・キャリントンのThe Mosaic Projectの一員として来日したときです。)

でも、練りに練ったおかげで新作もおすすめですよ。

エスペランサの曲はどれもどう考えてもフィギュアスケート向きではないので、フィギュアスケートファンの方々にはおそらくつまらないであろうエントリになってしまいましたが、どのアルバムのタイプであれエスペランサがやってるようなわけわからん曲を滑ることができる人が仮にいるとしたら、考えられるのは髙橋大輔ぐらいではないかと。

しかしなあ、今年買ったCDが両方ともトニー・ヴィスコンティのプロデュースだとはなんとも。いわずもがな、もう一枚はこちらです。

ではまた。