遅ればせながら全米選手権の動画を見たり、欧州選手権のショートプログラムの動画を見たりしています。特に欧州選手権の男子SPの上位10人ぐらいの演技見て、こう思いました。男女シニアジュニア問わず今の日本人フィギュアスケート選手でも上位にいるような人たち(および彼らのスタッフというのでしょうか)が忘れてしまっているようにみえる何かをこの選手たちはもっていて、それを意識していて、それを押し出しているなあ、と。

日本人選手たちは、ある意味守りに入っているのかもしれませんね。どうしたら点数を稼げるか、とりこぼさないか、ということばっかり考えていて、それは競技である以上非常に重要なことなのですが、ここのところそれが露骨に見えてきてしまっている感が強く食傷気味になっています。

今季、日本人選手たちの演技を見ながら、ああがんばってるんだろうなとつくづく感心したり、泣けてしまうことだってよくありましたが、全米選手権や欧州選手権の男子SPを私が見ていたときのような、なんというか自然と笑みがこぼれるようなものが上位陣からはほとんど見えてこない。

こんなこと言っても具体性にも欠けるし、いちゃもんですかね。いちゃもんといえばそうかもしれませんね。いちゃもんならいちゃもんなのでしょう。

なもので、(同じくがんばっているだろうに)そういうところを過剰に感じさせなくて、ある意味吹っ切れてるようにみえる佳菜子ちゃんが四大陸選手権に出ることになったそうなので、彼女の爽快なパフォーマンスに大きな期待をしています。