風邪がはやっているようですので、くれぐれも皆様ご自愛くださいませ。

もしかしたらブログでしつこく書いたら願い事がかなったりするのかな、と思うようになりました。たとえばフィギュアスケートの演技中、足元をカットしたクローズアップを撮るな、ひでえカメラワークだ、などと昨季ブログでわめき散らしたのですが、今季のグランプリシリーズの中継はいまのところ99%足元は切られることなく撮影されていると思います。

全身をちゃんと映してくれるとよくわかりますよね。前回、知子ちゃんは身長の割にはなんたらかんたらと書きましたがちょっと誤解を招く文章だったかなと反省しています。彼女の場合、身長の割には手足が長いからああやって体全体を使って大きく見せる演技もじゅうぶん成り立ちます。翼をくださいを見てると衣装のせいもあるんだろうけど、ほんと飛べそうな感じ。

一方で意外とゴールドは身長の割には腕は短めなんですよね。だからもし彼女が単に腕だけを振り回していたらがさつに見えてしまうだろうけど、上半身全体、しかもスケートを滑る下半身と連動する形(この連動する感じが重要ですよね。だから高橋大輔はすごいんだと思う)で動かそうとしているからずいぶん伸びやかに見えるようになったのだと思います。すごく努力していると思います。そういうことも上半身アップで撮られちゃうとわからないんですよ。

さて、これからはスケートには直接関係ない話になります。

エキシビション見てて吹いてしまったのですが、これはやっぱりおかしいんじゃないでしょうか?

王雪涵王磊 隋文静韓聰

20年ぐらい前だったと思うのですが、韓国人・北朝鮮人の政治家について日本のテレビで放送する際に「金大中」が「きんだいちゅう」とか「金日成」が「きんにっせい」とか言っていたのを漢字を使わずに現地語のカタカナ表記発音にするようになったんですよね。だから「キム・デジュン」とか「キム・イルソン」とかそういう風になった。

そのときのことが印象的で私は覚えているのですが、当時NHKはしばらくの間ニュースのたびにきちんとその理由を説明したのです。韓国のテレビ局連盟?とやらの協定でお互い相手国の人名は相手国の発音で放送することにしたと。だから日本で韓国人の名前を放送する場合「キム・デジュン」になり、韓国で日本人の名前を放送する場合は「はしもとりゅうたろう」と発音する。ということなので、もちろん、日本でその人の名前を表記するのにハングル文字のテロップだされてもわからないから表音文字のカタカナ使うことになるし、逆に韓国で日本人の名前を漢字で表記してもわからないからおそらくハングルで発音を当てることになる、と理解していました。

ちなみに韓国語は一言もわかりません。

でも印象的だったのはそれだけでなく、NHKは中国との協定についてもその頃説明していたのです。中国との協定では、お互い相手国の人名は自国の発音で放送する、と。だから鄧小平も日本では「トンシャオピン」ではなく「トウショウヘイ」と「発音」し、福原愛は中国では「フクハラアイ」と放送するのではなく「フーユアンアイ」となる。で、韓国との場合と違って日本と中国は両国とも名前は漢字を使うので(ひらがなの場合は適宜中国で漢字をあてがう)、日本で放送する場合中国人の名前のテロップは漢字のまま出される、と。

(追記:固有名詞例は私が知っているものを勝手につけたもので、当時のNHKが挙げたものではありません。)

しかもNHKのそうした表記法、発音はテレビラジオ放送業界で基準になっているというか、ガイドライン扱いされているようなのです。なので民放もそれにならっている。

だから日本のテレビ放送ではハンヤンではなく(いや、イェンハンなのかな)、閻涵(エンカン)とかたくなに放送し続けることになる。

それをふまえるとやっぱり「オウセツカン&オウライ」とか「ズイブンセイ&カンソウ」っていう表記は変ですよね。もしかしてこのテロップを出した人は、韓国人の名前の場合「金妍児」ではなく「キム・ヨナ」とカタカナで表記しているからそのノリで中国人の名前もカタカナにしたのかもしれないけど、読めなくてもやっぱり「王雪涵&王磊」「隋文静&韓聰」と表記しておいた方がいいと思います。

とはいえ、演技のはじめで画面下に大きく名前を出すときは括弧書きで「王雪涵(オウセツカン)&王磊(オウライ)」と出ていました。左上に出すときはスペースの問題だったのでしょうか。でもそれなら漢字を優先した方がよいのではないかと思った次第です(あるいはカタカナで中国語発音にするか)。

ちなみに私は一言も中国語(北京語?)はわかりません。

今回ミルウォーキーの会場の司会は選手紹介の時現地語発音優先していたようです。ラジコワがライチョヴァーとかチャートランドがシャルトランとか(テレビ朝日の表記では前者は司会の発音に習っていたけど、後者はそうじゃなかった)。もしかしてこの司会者は選手一人一人に名前の発音の仕方聞いて回ったのかな、などと思ってしまいました。ちょっとこだわりを感じた。

で、エキシビション。録画を見ている最中に思わず次のようにツイートしてしまったのですが、きっと司会の人日本語だけは日本語らしく発音する自信がない、とか、実は日本語では発音が違うんじゃないかと思って、昌磨君に知子ちゃんを紹介してほしいとお願いしたのではないかと。(中国人の人名は英語の場合、中国語に準じた発音だから自信があったのかな)

 このあたりのいきさつ、現地でごらんになっていた方々のご意見をうかがいたいものです。