もうここ1年ぐらい、デスクトップパソコンの反応がおっそくておっそくて、「しょうがないなあもう買ってから5年もたつし」なんて思っていたんです。ネットでブラウジング、と思ってChromeをクリックするでしょう? なっかなかなっかなか立ち上がらない。立ち上がったら立ち上がったでリンクをクリックしてもすぐに反応しない。仕事が入ってソフト立ち上げようとクリックしてもなかなか立ち上がらない、何度かクリックしてやっと立ち上がる……。本当にね、毎日そうやって反応を待つ時間がどれだけのものになっているのかと思うとストレスなんですけど、買い換えるにしても、このPCの中身を新しいPCに移植する作業を考えただけでいやになってしまうのです。

それがここ1週間ぐらいになると症状が悪化して、クリックしてもまったく反応がない。フリーズしちゃうの。なのでしばらく待ってまたクリック、動かない……Click and Wait の繰り返し。何度か繰り返した末に、Ctrl+Alt+Delを押してタスクマネージャーを起動し、フリーズしているアプリをクリックしても反応なく、そこからシャットダウンもできないなんてこともざらで、最終的には電源を切ってリブートしたり。

やっぱり買い換えなきゃいけないの? 再来週から夏休みで息子も家にいる時間が増えるのに、そんなじっくりパソコンのセッティングなんてしてられない……。私は頭を抱えていわたわけです。

そして今朝、先に起きてPCを使おうとしていた連れが「パソコンフリーズしたままだよ」などと言ってくるわけです。はい、再起動しても結局デスクトップ画面自体がフリーズするのを繰り返したあげく、2時になった時点で眠くなって放置したままでした。

ところが、ふと私は気がついたのです。もしかしてこのBluetoothマウス、ポインターを動かすことはできるけど、物理的にクリックができなくなってないか?と。クリックしてもその連絡がシステムに届いていないのでは? そこでクリックをもんのすごく力を入れてやってみたら反応するんですよ。笑っちゃうでしょ。力入れてクリックしたら反応ってなにそれ。

あわてて有線のマウス出してきてUSBにさしていろんなアイコン軽くクリックしていったら反応が早い早い。

ノートパソコンで使っていた別のBluetoothマウスを使ってみたら反応が早い早い。

ああ、私のパソコン全然現役としてやっていけるじゃないか、って。

……間違いなく体の不調があるのに原因が突き止められず、いろんなお医者さんにかかるのだけど、しまいにはメンタルの問題で片付けられてしまう話をよく耳にします。でも、その人にとっては体に不調があることは変わらず、ずっと体調が悪いまま、だましだまし毎日暮らしてきて、ある日何かの拍子に、思いもよらなかった病気に思い当たって調べてもらったらその通りだったりするわけです。

私の場合はたかがデスクトップパソコンの不調だったわけですけど、それでさえ毎日使うものである以上、毎日結構なストレスを感じていました。うまくシャットダウンできない、うまく動かないせいで寝る時間が遅くなって翌日しんどい思いをしたり、出かけなければならないのに、メールの送信ができなくて、約束に遅れてしまいそうになったり。

だもの、それが自分の体調にかかわることだったら、そのストレス・不安たるやそんなものじゃすまないわけですよね。明らかにおかしいのにもかかわらず、原因不明。自分でも理解できないし、自分を理解してもらうこともできない。家族や周りの人々には怠慢だと思われたり神経衰弱扱いされる。ただでさえ体が痛むのに、心理的にはどれほどつらいのだろうかと。

たとえとしてちょっとずれてるのは承知の上ですが、発想の柔軟性って大事だなってつくづく思いました。今回のことだけでなく、人は「決めつけ」や「思い込み」のせいでどれだけ不毛で不幸な時間を過ごしているのか考えるとぞっとします。

新しいBluetoothマウス快調です。めちゃくちゃ久しぶりにネットサーフィン(古い言葉ですけどね)を楽しむことができました。すぐに次の画面に移れるのってすてき。気分爽快です。