グランプリシリーズ2戦目にしてすでに観戦するための体力が尽きつつあります。もう3戦目のために選手たちは現地入りしているのに。あえてメモ取らないようにし、記憶に残った部分をいくつか。

  • お約束の看板チェック:今回日本企業のスポンサーはSONY, RICOH, それからLife CARD。アイフル/Life CARDはグランプリシリーズ7戦すべての広告枠を買っているのかな。今回のシリーズで一番のお得意様かも。さて予想は当たるのでしょうか。

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とりあえず記録のためにキャプチャ
  • マックス・アーロンのフットルースの振り付けですけど、なんとかならないのでしょうか? あの曲は、音と動作をはめるのにいろいろとおいしいところがあるのにもったいないです。ただ……フリーもエキシも見て再認識したのは、ほんとこの人はステップが苦手なのだと。要するにですね、エキシのブラック・ベティ見ながらつくづく、ハビエルはものすごく足元うまいんだなって思いました。
  • ハビエルのSPブラック・ベティはものすごくいいのに、なんでFSはあんなになっちゃうんですかね? オペラという選曲だって決して悪くないと思いますよ。ただ、去年も思ったのですが、彼の場合、4回転は3つも入れない方が全体を通じて集中できて案外点数上がるのかもしれない。4回転ジャンプをたくさん入れるプログラムだと、どういうわけかステップやつなぎがおざなりになってしまうように見えるんです。もともと足元がたいしたことない人なら、大技ジャンプをたくさん入れた方がいいと思いますが、この人の場合オーサーに習う前でもステップワークはいいもの持っていたわけで。何か新しいことをするにしても、すでに持っているスケーティング技術はせめて同レベルを維持するのが私は筋だと思います。あんなにSPと完成度が違ってきてしまうならですよ、あそこまで滑りが違ってしまうのならば、回数絞ってステップやつなぎのレベルを維持する、あるいはもっと高めたほうが観てるほうとしては印象がいいし、作品としても完成度が高くなりますよね。足元の上手さこそが練習仲間よりも差をつけているところで、差別化できるところだろうに、もったいない……。といってもそもそも振り付け自体に問題がある可能性もありますけど。
  • ほんと採点ってわからないです。キャリエールの演技は私は両方ともアーロンよりも訴えるものがあってよいと思いました。タラソワ先生の「このスポーツは「フィギュアスケート」と呼ばれていて、「ジャンプとスピン」ではないの」(『ロシアン・フィギュアスケート・フォレヴァ』のユーリさん翻訳)というお言葉のとおりだと思うんです。でも、現実としては結局のところジャンプをきちんと着地した人が一番評価される、何よりも優先されるということなんですかね。
  • 無良君の優勝はひとえにすばらしいです。彼のジャンプの質を見る限り、今回のSP/FSのように、すこし音にタメがあるような曲がぴったり合うんでしょうね。
  • フロランはSP/FS/エキシと尻上がりによかったと思います。それにしても、エキシビションのプログラムの質がほかの人たちと比べても高すぎ。色物の部類なんだけど、スケーティングの技術を惜しみなくふんだんに盛り込んでいるし。本気出したらこの人うまい。壁を越えた感じ。ショー向き。実際生で見たいって思った。そして髙橋君がフィギュアスケートに与えた影響ってすごく大きいんだなとここでも思ってしまいました。
  • さて、女子。なぜ知子ちゃんのPCS30点にならないの? 30点出してる人たちと比べて少なくとも全く遜色ないと思います。むしろそれ以上でしょう? 演技だって、ただ要素を順番にこなしていくだけみたいな一本調子じゃなく、メリハリだってあって流れがきれい。あえて言わせてもらいますけど、髪の毛が真っ黒だったり背が低かったら減点されるんですかね。フリーだって60点行かなくて目が点になりましたよ。具体的にどこが60点代出した人たちと違うのか、劣っているのか誰か教えてください。まじで。
  • 宮原知子は次のオリンピックの優勝候補ですね。誰がなんと言っても。ロシアの女の子たちが台を独占とは限らない。全然チャンスある。だってちゃん知子ちゃん姿勢だってすごくいいし、ほんと指先からつま先まで丁寧だから。この先できていたことがいきなりできなくなる、といった壁にぶつかる可能性が低いと思います。それにFSの後「ノーミスでも台に乗れないかもしれないけど、ノーミスで演じるしかないと思った」と言ってましたよね。そう思ってそうできる選手。緊張すると言ってるけど、それも含めて知子ちゃんってかなりメンタル強いと思います。上品だし安定感あります。だから本当に正当な評価をしてほしい。この先、ジャッジに妙な先入観もたれて、無駄に自信を失うことにならなければいいけど。
  • 本郷さん。去年の全日本でも、スケート技術以前にどうしてもどうしても某選手を彷彿とさせるような猫背が気になって仕方がなかったのです。おそらく自覚されているのでしょう、今年はましになったかなあ。使い古された言葉だけど、彼女こそバレエを継続的にやったらいいと思う。ああ、繰り返しになるけど知子ちゃんの姿勢ほんといいのになあ。
  • もうね、ボーカル入りの音楽でもいいんだから、いっそのこと知子ちゃん「フラッシュ・ダンス」やりませんか? ジャッジ一人一人に指さしていくあの振り付け入れて。知子ちゃん賢いから、どんな曲だってちゃんと音楽解釈して、しかも上品な形に昇華して演じられると思う。
今見るとそんなにこのダンスいいかな?と思うんですけど・・・当時の人気は凄まじかった。私、体育の授業で踊らされました。
  • 前回、織田君がいくらよいからって男女両方の解説させたら過労死するわ!って書きましたけど、今回思いっきり両方解説していて吹きました。しかも、解説の質が格段にあがってるんだもの。何なんでしょ、あの人。客観的に見る分には落ち着いてジャンプの種類と回数数えられるんですね。きっと競技時代はあがり症だっただけで、頭はとてもよい人なのでしょう。そういったルールの説明のみならず、ちゃんと選手の特徴・持ち味を割と具体的に説明し、こういうところを気をつければもっとよくなるって具体的に指摘するし。逆に言えば、選手に褒めるべき特徴がない場合、たいてい「長い手足を生かした美しい表現だと思います」と、肉体的特徴を指摘する。つまり織田君レベルでは曖昧(でも、ほかの解説者では普通レベルの指摘)な言い方。まあ、どの選手のことを言っているかおわかりになったと思います。アナウンサーにわざわざ聞かれてそういった答えをするところに笑いました。隙がない。
  • 要するに後輩1だか2だかわからないけど、いくら先輩の元コーチが指導しているからっていって、先輩のええと……干している最中のワカメでしたか? しまりのない腕と手の動きまねするのはどうなんでしょ。ランビエールの振り付けがもったいないし。変な癖……それ以前に変な審美眼が自分の中で確立しないうちに、本気でコーチ変えた方がいいと思う。
  • 中国杯どうしよう。スケートカナダではエキシビションの半分は見るのをあきらめ、競技の解説はすべて1.5倍速で見ている状態です。1.5倍速にすると織田君の解説全部は聞き取れないですけどね……。