タカシマオで買ったこのCD。

Universalmusicmao

 

あの展覧会での真央ちゃんによる曲の説明がいいなあと思っていたのですが、どうもこのCDのライナーノーツから引っ張っていたようなので、迷わず買いました。

で、これにはフルでピアコン2-1が入っているんですけど(滑ったのとは違うバージョンかな)、それ聴きながら、真央ちゃんの一つひとつの動きを目に浮かべ、つくづくあのプログラムはとんでもない代物だと思いました。浅田真央の集大成ですね。なぜ音楽の解釈満点じゃないのでしょう。本当に彼女は音に滑りを乗せるのが上手い。

たとえば映像もなく、あの演奏を聴かされて「さあ、この曲を体全体をつかって表現してみなさい」と言われたとしたら、どのように表現するか・・・・・・真央ちゃんは正解にかなり近いものを出してきますよね・・・。なんだろう、真央ちゃんのいいところって、ものすごく丁寧に音に滑りをのせているんだけど大げさにならないところ、要するに「安っぽくならない」ところだと思います(ああ、なんて貧しい私の表現力・・・)。いかにも私は表現してます!って感じを受けない(「どう?私、表現力たっぷりでしょ?」みたいな媚びがない)。キムヨナや安藤美姫は言うまでもなく、カロリーナだって明子さんだって、そういうところがちょっと見えてしまうんですけどね。

ですが、おそらくジャッジは「いかにも表現しています」みたいな誇張タイプじゃないと、わからなくて、評価できないのでしょう。

本の場合だとそういう人を「読解力がない」と言うのだと思いますが、ええと、こういう場合は何というのかな「洞察力がない」ですかね。

内に秘める情熱というものが、結局理解できないのでしょう。まあ、でもそんなこと言うなら『鐘』のときもそうだったんですけどね。

 

 

 この演奏が実際に使われたものなのかな?

 

 

 

 ラフマニノフご自身の演奏だそうです。