真央ちゃんのラフマニノフの特集とのことでこの番組を見てみました。
そこでは「フィギュアスケートではクラッシック音楽を使っている人がとても多い。盛り上がりとかメリハリがあって分かり易いから」といった説明がなされていて、「???」と。
そりゃ昔の演技から…それこそサラエボオリンピックよりも前の時代からいちいち誰がどんな曲やってたか数えればそうなるでしょうけど、今はむしろクラッシックの曲ってそんなに使われないんじゃないかと。それこそミュージカルや映画音楽、20世紀前半から60年代ぐらいまでの世界各国のポピュラー音楽ばかりじゃない?と思ったわけです。

そうした誰もが知ってる分かりやすい曲をあえて選ばず、18〜19世紀の残り香漂うクラッシックの曲を用いて氷上で演技するといったチャレンジをしているのが真央ちゃんなのに。まるで真央ちゃんは安易な選曲していると言わんばかりの解説だわ!と正直私はむっとしたわけです。

で、フィギュアスケートに使われたクラッシックの曲の一覧の中に「ガーシュイン」とか「ピアソラ」がさりげなく加えられてるんです。百歩譲ってガーシュインはそのカテゴリに入るとしましょう。「むしろジャズでしょう? せめて現代音楽でしょう。オーケストラ使ってたらクラッシック音楽なのかい⁈」と言いたくなる衝動をぐっと抑えて。

でもピアソラは? タンゴってクラッシック音楽なんですか? いやマジで誰か私が納得できるような説明してください!

でもね、ははあ、と思いました。

私のように「そんじょそこらのミュージカルとか歌謡曲でしか滑らないのとはレベルが違う」と真央ちゃんをほめてしまう人がいるから、「これはまずい、誰かさんもクラッシック音楽に乗って表現豊かなスケート滑れるんだ」と人々に刷り込んでおかなくてはと思う向きがこの番組の制作サイドにいるわけなんですね。

それにしても曲がりなりに公共放送のクラッシック音楽専門の番組なのに…。