翻訳元記事:http://www.lequipe.fr/Patinage-artistique/Actualites/Joubert-vs-amodio/424268

フィギュアスケート:フランス選手権 ジュベールVSアモディオ

ブライアン・ジュベール対フローラン·アモディオ……昨年同様フィギュアスケートとショートトラックの共同開催となったフランス選手権の大きな見所だ。

2011年世界選手権でのこの写真のようにブライアン・ジュベールとフローラン・アモディオは今シーズン初めて対戦することになる。(写真:レキップ)

これが彼の最後のフランス選手権になる。「だからほんとうに勝ちたいんだ!」29歳となったブライアン·ジュベールは自身9度目となるタイトルを是非とも獲得しようとしている。彼にとってこの大会に勝利したいというのはとても個人的な理由だ。というのも、2002年末に初めて勝利を収めてから、ジュベールはこの大会で負けたことがない。確かに2008年、2009年、そして2012年と3回このタイトルを逃しているが、それはいずれも棄権したからである。このポワティエ人(※ジュベールはポワティエ出身)は、散々なシーズン開幕を迎えたにもかかわらず、今年イゼール県ヴォウジャニで行われる国内選手権でフローラン·アモディオの悩みの種になるような存在感を示したいと望んでいる。

とはいえ、今のところ2人ともぱっとしていない。2月7日から23日まで開催されるソチ・オリンピックが迫る中、これはよい兆候ではないが、それが現実だ。ジュベールは、先週末のドルトムントのサテライト試合で控えめに躍進する前に(優勝できずスウェーデンのマジョロフに続く2位)、すでに3試合棄権していた。これは今日水曜日に行われた練習の前に必要だった試練なのだろう。試合会場のイゼールのリンクで割り当てられた45分間は、「よい感じ」で「幸先がよさそう」だという。

そのような中、ジュベールに大きな出来事がもたらされた。ロシア人ニコライ・モロゾフと電話でやりとりしているというのだ。モロゾフは、引退にさしかかったジュベールのオリンピックへの究極の挑戦を手助けする心づもりがあるという。「ドルトムントの試合が終わったあとに電話をもらったんだ」とジュベール。「『確かにすごい出来ではなかったけど、試合に出たのは自分にとってよかったと思う』と僕は話した。するとモロゾフは、『つなぎの部分と細かいステップのアドバイスをするから』と言って、クリスマス休暇が終わったらヨーロッパ選手権までに僕が彼のいるロシアに来られるよう、ビザ取得のための番号をくれた。」このようなスポット的なサポートを、ジュベールもコーチのヴェロニク・ギヨンもありがたく思っている。

男子シングル(金・土)の試合は間違いなく週末に注目を集めるだろう。男子シングルの本命が、この夏にコーチのもとを……まさにニコライ・モロゾフのもとを離れたフローラン・アモディオなのは揺るがない。彼は、カティア・クリエとシャネッタ・フォレ(※長年タラソワさんのアシスタントコーチをしているジャンナさん)に師事している。選手に対してとても要求の高いフォレ コーチは、とてつもない大改造に着手することになった。今シーズンの出だしは失敗してしまったが(中国杯の6位、ボンパール杯7位)、2011年欧州チャンピオンである若い青年は、これが必要なプロセスであることを認識している。ジュベールもアモディオも、足首の負傷から復帰したばかりといっても横から勝利をさらいかねない3番目の男、シャフィク・ベセキエを警戒しなければならないだろう。

文 セリーヌ・ノニ ヴォウジャニ発

追記:フランス選手権のSPではアモディオが復調の兆しを見せて78.89点で1位、ジュベールは70.48点で2位だそうです。

ジュベール、きっと満身創痍だと思うのですが、フィギュアスケートに対する執念を感じます。心からフィギュアスケートが好きなんだろうなと。応援します。